テレビの黄金伝説書 題:テレビの黄金伝説
副 題:外国テレビ・ドラマの50年
著 者:キネマ旬報 '97臨時増刊
出版社:キネマ旬報社
発行年:1997/7/2
まず最初に書いておかなければならないのは、
これは外国作品(と言うかアメリカ作品)のみ扱われているという事である。
なぜ「外国テレビの黄金伝説」ではないのか、非常に疑問である。
しかし、内容に関しては、さすがキネマ旬報社と言うべき充実度である。
外国テレビに関する本は数多く有るが、これぞ最強と言って良いだろう。

冒頭、まず番組画像がこれどもかと大量に紹介される。
ツカミが終わると、昭和28年から平成までの、外国テレビ通史。
これも、既に紹介している通り最初のテレビ冊子を発行している所ならではの内容。
次にジャンル毎に主立った番組を紹介するが、これもドラマ・アニメに限らず、
音楽番組まで扱っているところが流石だなと思うのである。

そして、志賀信夫を始めとする執筆陣による個別記事。
企画的に関連音盤紹介も有るが、掲載点数は少なめだ。
とは言え、かなりの貴重盤も紹介されている。
そして巻末は、キネマ旬報お得意の人名事典。
向こうの俳優・スタッフ情報は、かなり貴重だろう。吹き替え声優も扱っている。
総じて、テレビマニア、外国テレビマニアは必携本の一つと言えよう。


★★★★★ 独自採点 ★★★★★


資料性:8
  広く浅くという感じで、様々な情報が入手できる。

面白さ:7
  通史がさすがという感じ。その他の記事も総じて面白い。

必携度:8
  外国テレビに関しては、総合的にほぼ最強の内容ではないか。

入手難度:7
  有ればさほど高くなく入手可能だが、流通数は非常に少ない。