書 題:テレビドラマ30年
副 題:
著 者:原田信男
出版社:読売新聞社
発行年:1983/8/19
副 題:
著 者:原田信男
出版社:読売新聞社
発行年:1983/8/19
日本がテレビ放送を始めてから30年という年に、
民放第一局である日本テレビと密な読売新聞から出された本である。
読売新聞は、このような文化方面に意義深い本をよく出している。
内容も、どれも素晴らしいものであるが、これもまた例に漏れない。
なにしろ本放送開始前の、日本初のテレビドラマとされる「夕餉前」から、
戦後第一作の「新婚アルバム」、本放送第一作の「山路の笛」、
更には初の時代劇「半七捕物帳」、民放第一作「私は約束を守った」、
ホームドラマの草分け「幸福への起伏」なんてとこが並ぶのだ。
それぞれ4ページほどで記述されているため、文量も物足りなくない。
まだ健在だった関係者の話も有り、非常に貴重な記録となっている。
時代が進むと「太陽にほえろ!」だの、どこでも扱う作品が出てくるので、
ワタクシなどは却ってそれが邪魔なくらいなのだが、仕方ないだろう。
★★★★★ 独自採点 ★★★★★
資料性:8
読売新聞社なので信頼度は高い。
面白さ:9
他では絶対に扱わない古典ドラマが幾つも。
必携度:9
ここでしか実像がわからない作品が複数なので。
民放第一局である日本テレビと密な読売新聞から出された本である。
読売新聞は、このような文化方面に意義深い本をよく出している。
内容も、どれも素晴らしいものであるが、これもまた例に漏れない。
なにしろ本放送開始前の、日本初のテレビドラマとされる「夕餉前」から、
戦後第一作の「新婚アルバム」、本放送第一作の「山路の笛」、
更には初の時代劇「半七捕物帳」、民放第一作「私は約束を守った」、
ホームドラマの草分け「幸福への起伏」なんてとこが並ぶのだ。
それぞれ4ページほどで記述されているため、文量も物足りなくない。
まだ健在だった関係者の話も有り、非常に貴重な記録となっている。
時代が進むと「太陽にほえろ!」だの、どこでも扱う作品が出てくるので、
ワタクシなどは却ってそれが邪魔なくらいなのだが、仕方ないだろう。
★★★★★ 独自採点 ★★★★★
資料性:8
読売新聞社なので信頼度は高い。
面白さ:9
他では絶対に扱わない古典ドラマが幾つも。
必携度:9
ここでしか実像がわからない作品が複数なので。